スキルス胃がんになった旦那さん

闘病生活と日々の出来事

昨日

今朝から怠いと言ってたので、副作用が起きてるのかなと思ったけど、夜になったら大分良くなったみたいで良かった。


手術の傷が痛むので食欲がないらしく、まぁ癌になってから食欲はどんどん落ちていたのだけど、余りにも食べないので、「○○食べる?」と何度聞いても「いらない」。怒りを覚えた私は、「このままだと、衰弱していくばかりだよ。ちゃんと食べないと」と半分キレ気味に言ったら、なんとか食べてた。


食欲も無いし、傷が痛いのも分かってるんだけど…



今朝は旦那さん、自分の腕をじーっと見てるなぁと思ったら、泣き出してしまった。


「こんなに痩せて、情けないなぁ」



告知されてから、泣いたのは二回目でした。


がんセンターから、大学病院に転院する事になって、パクリタキセル腹腔内投与手術の説明を受ける時に、私が「もっと早く気付いてたら」と泣いた時に、旦那さんが貰い泣きで「過ぎた事は仕方ないから。これからが大事やろ」と言ってた時以来。



今朝は、かける言葉がしばらく出て来なかった。タオルを洗面所に取りに言って、


旦那さんに「ちゃんと食べて、元気にならんとアカンやろ」



しばらく経って、旦那さん泣き止んで「そうやな」



朝ご飯食べ出した。




私「面白いDVDでも借りて来るかな」


旦那さん「そうやな」


私「そしたら、お笑いの」


旦那さん「そっちか」


私「そっちかて、他に何?そしたらお父さんの好きなサンドイッチマンと、中川家と、博多華丸大吉借りてこよかな」


旦那さん「おぉ、ええな」




ゲオに、中川家と博多華丸大吉が無かったのでTSUTAYAに行き、サンドイッチマンと中川家と綾野小路きみまろを借りて来た。



綾野小路きみまろと、中川家を見て、面白かったし、旦那さんも笑ってたので良かった。



やっぱり、笑顔って大切だなぁと。